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ソウル３日目　汗蒸幕

昌徳宮の見学が終わったら、私は事前に予約してあった汗蒸幕に行かなければならないので、男性陣とはお別れして別行動になりました。李’ファミリーの方がそちらまで送ってくださるとのことなので男性陣を仁寺洞に下ろして私はホテルのある江南地区へ戻りました。そしてソウルナビで予約した永東汗蒸幕へ。こちらで今日一日お世話になったガイドさんとお別れしました。

アニョンハセヨ～
とぎこちなく入っていったらやたら韓国語ではやし立てられ？？？？とワケのわからない顔をしていたら、
「韓国人じゃないですか？」
と日本語で聞かれました。。。
「すみません。日本人です。５時に予約しましたtomoppeです」

と答えたら
「ごめんなさい。あまりに自然に入っていらっしゃったので地元の方かとおもいました～tomoppeさんは韓国人っぽい顔立ちしてますねぇ～」
と・・・私って韓国人？っぽいんですね（笑）ちょっとうれしかったです。

まず、前払いでカードでお支払いをしたらロッカーに案内されて、化粧を落として、かわいいガウンに着替えました。

まずは第一回目の汗蒸幕へ。
頭にタオルを巻き、足には民族っぽい靴下を履き、そして頭から麻袋をかぶり拉致状態でドームの中に入りました。３０秒もしないうちに体中から汗がでてきてこれでもかってくらいダラダラ汗を流しました。５分位経った頃でしょうか、お姉さんが迎えに来てくれて外に出たら、冷たい五味子茶をいただき水分補給しました。

次は塩袋の上に横になり、お腹の上にも塩袋を乗せられて頭のマッサージを受けました。この塩ぶくろは汗蒸幕の中で５時間ほど暖めた粗塩が入ったふくろで患部やコリのあるところに置くと血行が良くなり痛みをやわらげるという効果があるようです。とても気持ちよくて寝ちゃいそうになりました。

そして汗蒸幕第二段！ 今度は麻袋のないまま直接入ったのでとても５分ももたなくて３分もたたないうちにギブアップ。。。「出たくなったら立ち上がって下さい」と最初に説明を受けたので立ち上がってみましたが、外で見張っているお姉さんが従業員の方たちとおしゃべりしていてなかなか気づいてくれなくて一生懸命暑いドームの中でジェスチャーしちゃいました・・・普段は恥ずかしくてできないけど・・・（笑）

汗蒸幕を出たらまたまた水分補給をいただき、次は水風呂とにんじん風呂へ。
水風呂とはいうもののぬるめの薬草風呂に入り、次に５～１０分ほど泡々のにんじん風呂へ。この泡が身体に良いらしいのでいっぱいいっぱいからだに塗ってきました。（笑）

ちょっと暑かったので半身浴をしていたら、おばちゃんに「あっついの？う～ん、でも肩まで、肩まで」って沈まされてしまいました・・・しばらくするとにんじん風呂から出してくれて、丁寧にシャワーを掛けてくださいました。手を引かれて連れて行かれるがままにベットに横にされいよいよ「垢すり」が始まりました！！


最初はやさしく、少し経つとゴシゴシが始まり、ちょっと痛かったのでその旨を伝えると少しやわらかいスポンジに代えてくれてまたまたゴシゴシ始まりました。鼻歌を歌いながらおばちゃまは丁寧に垢を出してくれて「ほらっ、これ全部垢よ～」って歌いながらみせてくれました（笑）とても陽気なおばちゃまでした（笑）

全身の垢すりが終わると今度はオイルマッサージ。そして海草パック。
パックの方は「きゅうりパック」と「海草パック」があり、選ぶことができます。お肌の弱い方には海草パックが良いとのことなのでそちらを選びました。
ボーっっとしていると今度はベッドに寝たまま頭を洗って下さいました。

何から何まで至れり尽くせりでホント最高でしたっ！！
しかも最後はタオルで全身拭いてくれて・・・

おまけに「これは私のサービスよ～」って言いながら椅子に座らせてくれて足をマッサージしてくださいました～！！ホントに全身一皮向けてきれいさっぱり生まれ変わったようにツルツルになりました～

そして体重を量ったら１キロ落ちてました！！
垢が１キロもあったのかしらっ！！いやいや汗をいっぱいかいたからかなぁ～（笑）とにかくキレイになれたような気になりました。



服を着替えると同じフロアにある、食堂でお食事ができるようになってます。ひとりでこんなに食べるのか！！ってくらい出てきました。

まずは、「シッケ」お米のジュースでした。甘酒っぽい味の冷たいジュースかな？

そしてワカメスープ・キムチ等惣菜の数々・・・石焼焼肉・チジミそしてデザートの小豆氷パッピンス。
私は一人だったので、一人寂しく食べていると、母娘の親子が入ってきてお食事を注文されていたので思い切って話しかけてみました。とてもステキな親子でいろいろと旅の情報交換をしました。こうやって旅先でであった方とはもうお目にかかることなんてないんですが、何だかとても印象に残りますよねぇ～何ででしょうか・・・？私の夕食を楽しくしてくださったあの親子に感謝です。

■ ☆　汗蒸幕の食事　☆

■ 　 ☆　パッピンス　☆

お腹いっぱいになったのでその親子とお別れするのが残念ではありましたが、永東汗蒸幕を後にしました。
駅まで歩いて５分ほど。そして私のホテルは駅から歩いて１５分ほど。のんびり一人で歩いて帰りました。江南駅の地下街を覗いていなかったので帰る道すがら通ってみました。とてもにぎやかで楽しいところでした。ちょっと喉がかわいたのでジュースを買おうと入った店でいろんなお菓子があったので調子に乗っていろいろと買ってみましたが、レジへ行ってびっくり！
お金が足りない・・・ガーン。
そうだ！一人じゃあまりお金使わないからってウォンを全て旦那に預けてしまって、私が持っているのは５００円位だけだったのを忘れていた・・・
慌てて店員さんに「これいりません」って日本語で言っても通じるわけがなく、英語で言ってみたものの英語も通じない・・・
財布の中身を全部見せて「私がもってるのこれだけなんですっ！！」って５０００ウォンを見せて、返却する品物を返すジェスチャーをしてようやく理解してくれた様子。
あ～メチャメチャ恥ずかしかったぁ～
しかも今までお客さんがいなかったのにいつの間にかけっこう周りに人が待っていて、ジロジロ見られてるしぃ～・・・
こんな恥ずかしい思いまでして買いたかったものって・・・お菓子なんてほんとバカみたい・・・

ま、あまり気にせずもうこの店には二度と来ないでおこうと開き直って地下街を後にしました・・・

駅からホテルまでの道のりはけっこう屋台がいっぱい出ていて、仕事帰りのOLさんやサラリーマンが大勢にぎわっていました。「立ち屋台」っていうのかな？みんな屋台の周りに立って食べたり飲んだりしているんです。あぁ～楽しそう・・・私も・・・なんて思いましたが、財布の中はゼロ。お腹もいっぱいだし。。。ゆっくり覗きながら食べたつもりでホテルへ帰りました。

男性陣はまだ帰っておらず、私はテレビを見ながらホテルの部屋で待っていました。１０時近くでしょうか・・・旦那が帰ってきて「お腹すいたぁ～」なんて言うんです。彼らも結局仁寺洞や明洞を歩いた後、マッサージへ行ったらしく、でもいろいろと迷っていたら食べる時間がなくなっていた・・・なんて言うのでホテル近くのお店へ行くことにしました。

これが、また大変。。。日本語が通じない店でした・・・メニューもハングル語だけなので何が書いてあるかわからず、ジェスチャーでお店の人に「お腹がすいているので美味しいもの食べたい」みたいなことをしたら、
鉄板焼きとインスタントラーメンが出てきました～（笑）

　　　　　　　　

そして大量のキムチと惣菜の数々・・・
ホント韓国ではこれでもかっってくらい惣菜がでてくるのでそれだけでご飯がすんでしまいそうです。
とにかく彼らが夕飯にたどり着けて良かったです。
私は永東汗蒸幕さんのお陰でお腹いっぱいだったのでみんなの食べるのを見学していました～（笑）
ホテルに帰ったのは１２時過ぎ・・・明日はもう帰るだけなのであまりきになりませんでしたが、とても充実した一日でした。